株式会社ユリカ

ユリカ

[業種]大分類:製造業 中分類:化学工業 小分類:化粧品・歯磨・その他の化粧用調整品製造業

会社紹介 PICKUP特集

アイディアを活かして短期間で開発、製品化を実現する化粧品・医薬部外品製造メーカー

開発力のある化粧品・医薬部外品製造メーカー

株式会社ユリカは、昭和24年(1949年)創業、昭和33年(1958年)法人化という長い歴史を持つ化粧品・医薬部外品製造メーカーです。
創業以来長年、理美容室向けのシャンプー、リンス、美容液などの業務用化粧品・医薬部外品を製造販売してきた、業界の老舗的存在です。ただし以前から、理美容室向けに限らず、コンシューマー向けを含めた幅広い製品の製造を進めてきており、共同開発製品やOEM製品の生産を大きく伸ばしてきました。
現在では、保有する化粧品などの研究開発力、製造技術と高レベルな生産設備を活かして、開発から短期間で製品化を実現できる、機動力のある開発メーカーとして着実な成長を遂げています。

小規模ながら設備と開発力に強み

  • クリーン度はクラス1000

    原料の撹拌、容器への充填は、微細なチリや細菌がほとんどない、製薬会社並みのクラス1000のクリーンルーム内で行われています。

  • 高度な検査・分析設備

    企業規模は小さいが、細菌の検査や成分分析のための設備は一級のもの。品質レベルと安全性の確保、トレーサビリティの確保に力を入れています。

  • 短期間で開発~製造~販売

    長年の製品データの蓄積が膨大にあるため、新製品の開発が無駄なく進み、お客様の声を反映した製品をすばやく市場に出すことができます。

製造設備・検査設備

■製造設備
真空乳化釜 1基、ホモジナイザー付真空乳化釜 1基、
1tタンク 2基、その他のタンク 数基、
自動充填ライン 1基、イオン交換器 3基、
シュリンクライン 1基、エアー洗瓶機 1基、
ウエイトチェッカー 1基、印字機 1基、その他関連設備

■検査設備
高速液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、クリーンベンチ(細菌培養実験機)、オートクレーブ(高圧滅菌装置)、インキュベーター(培養機)、滴定検査器、PHメーター他

品質と安心を重視するポリシー

「品質と価格の両方で認められるものだけをつくる」のが、ユリカの譲れないポリシーです。高い品質の製品を、企業努力により低コストで生産し、適正な価格で消費者に提供するということです。
店頭に並ぶ安価な商品には、ややもすれば処方に疑問のある商品もありますが、同様の製品を、同社が安心と判断できる処方でつくれば価格でかなわない。ニーズはわかっていても製品化できないことがあります。
「しかし、大手化粧品メーカーの製品が合わずに、自分に合う製品がないだろうかと探している人がいます。私たちはそうした製品を、安心できる品質でしっかりとつくっていきます。」と、専務取締役の小泉豊氏は話します。
お客様からのクレームが極めて少ないことにも、同社のポリシーが実践されていることがうかがえます。

アイディアを活かして未来を開く

「温故創新」とは、小泉一社長の座右の銘です。古きをたずねて新しきを創る。社内に蓄積された研究開発のデータと情報は、他社にはない、まさに新製品開発の足がかりの宝庫です。「アイディアを製品に結びつけることにかけては負けない」と、営業部課長の大澤明氏も言います。
「開発を頼みたいというお客様には、どんなご要望でも出して欲しいですね。気楽な話し合いが大事で、思わぬヒントやアイディアが出てきます。」と言うのは小泉専務。 ユリカでは、開発担当者に限らず全員がアイディアを出し合い、新製品開発に力を結集します。ニーズの変化が激しい今の時代に、小規模だから可能なこのやり方が力を発揮しているのです。アイディア集団の「温故創新」で、これから自社開発にさらに力を入れていこうとしています。


【ユニークな発想の新製品】

1.『ハンドシャワーAF』は、アルコールフリーの速乾性擦式消毒剤(医薬部外品)で、アルコール成分を含まないので手荒れでお悩みの方もしみません、またアルコールのイヤな臭いや引火性がないため、お子様から女性、お年寄りまで幅広く安心してご使用して頂けるよう開発しました。理美容室、医療・介護施設、食品関連業種などで利用されています。

2.『光染』は、髪に塗ったあと光に当たると徐々に染まっていく、銀イオンの光還元反応を利用した髪や頭皮にやさしい白髪用染毛料(化粧品)です。

3.『うるおーら』は、お口の中がすぐ乾く人や、唾液が少ない高齢者などのために開発しました。まろやか梅味で、だ液がジュワッ!口腔乾燥をケアする口腔保湿洗口剤です。

関連会社・大日本エアゾール工業株式会社

昭和35年(1960年)、ユリカのエアゾール製造部門が独立して設立されたのが大日本エアゾール工業株式会社。現在もユリカのエアゾール製品(スプレー)は同社が生産していますが、受注の大半はユリカ以外の幅広い業種の企業からのものです。
化粧品、医薬部外品をはじめ、工業用品、家庭用品のエアゾール製品を、少量多品種対応で生産可能です。ユリカ同様、お客様との共同開発、独自開発に力を入れており、様々な分野と関わりながらアイディアを活かした開発を目指しています。
同社専務取締役の小泉豊氏が、墨田区の異業種交流グループ「H1すみだ」の会員となっていたのもそうしたことからです。ちなみに、取引銀行の評価は「A」ランク。

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