株式会社オンリーワン

オンリーワン

[業種]大分類:その他 小分類:他に分類されない製造業

創業事例紹介3 株式会社オンリーワン「 楽しいデイ あおぞら」

創業事例紹介3 株式会社オンリーワン「 楽しいデイ あおぞら」(平成27年1月創業)

創業者:株式会社オンリーワン 大木 健さん(写真左)
支援機関:日本政策金融公庫 小林 淳一さん(写真右)

楽しいデイあおぞらは、「楽しく・話す・笑う・食べる」をコンセプトに、利用者の方が「とにかく楽しんでいただける時間を提供すること」に、こだわりを持って運営するデイサービス(通所介護)施設です。

- デイサービス事業を始めたきっかけを教えてください
 私は以前、全国のコンサートホール・劇場等の椅子の施工等を行う会社を経営していました。当時は自社でしかできない効率的なノウハウを築き、事業も軌道にのっていたのですが、心筋梗塞で倒れ、事業を続ける事が難しくなってしまいました。
病床で動けない間に借入金の一部が保証協会に回ってしまい、病気と事業の失敗で、とても大きなダメージを受けました。それでも看護師さんがかけてくれた「貴方しかできないことがあるはず」という言葉に励まされ、回復後は、ヘルパーやケアマネージャーとして10 年以上勤務し、残った借金を返していきました。
 介護の仕事を経験する中で、今後は『人の幸せにつながること』を行うことで、私を育ててくれた社会に恩返しをしたいとデイサービス(通所介護) の事業を起こそうと考えました。

- 事業を起こすときに苦労したことを教えてください
 資金調達にはとても苦労しました。
 日本ではその理由にかかわらず、一度事業に失敗した人は資金を作る(お金を借りる)ことができにくい状況があります。 このため、いろいろなところに融資の相談をしましたが、私の計画を受け入れくれる金融機関はなかなか見つかりませんでした。このような中で、日本政策金融公庫の「再チャレンジ資金」を知り、担当になった小林さんが、事業計画の内容と私の熱意を評価してくれたことで、融資を受けて、創業することができました。
 実は、以前倒れたときに借入金の返済期間を延長してくれたのも、日本政策金融公庫だったので、とても感謝しています。

- 人材の確保に苦労はありませんでしたか
 私は主任ケアマネージャーなので、地域包括支援センターの方々や、地域の介護事業所の方と接する機会が多くあります。
 その中で出会った、荒谷さんがこの施設で働いてくれるようになってからは、活動内容をフェイスブックで発信し、それを見て共感した志の高い優秀な職員が来てくれるようになりました。

- なぜ墨田区で創業したのでしょう
 墨田区は他区に比べ、介護に関わる行政や企業、専門家の関係性がフラットで、それぞれの専門性を活かして強みを発揮できていると感じていました。
 地域の人も人情味があり魅力的です。ここを初めて利用する方も1時間も過ごせば昔からいるようになじんでくれるんです。
 また、墨田区という土地はアクセスが良いのでいろいろな地域から人が来て情報が集まりやすいのも利点です。

- 経営者の道を選んだ理由を教えてください
 私がどん底の状態から復活できたのは、介護の仕事をしていく中で、支援している人から『暖かい気持ち』をもらえたからです。このため、自分が関わる施設も、お客様に『暖かい気持ち』を感 じてもらえる場所にしたいと思いました。その実現は勤め人では難しいと考え、経営者の道を選びました。

- 今後の展望を教えてください
 今の事業「楽しいデイあおぞら」は、ここへ通うために食事をとって体力をつけようと頑張ってくれるなど、お客様の生きがいや目標にしていただいているため、私のめざしていることが実現できていると思っています。
 来年には次のステップとして、デイサービスの利用を行わなくても、在宅生活可能な健康維持ができるよう『リハビリ型施設』を近くにつくろうと準備を進めています。
 経営的にもこの施設との相乗効果を生むことを狙っています。事業を継続するためには利益を出し、一生懸命働いている従業員に還元することは、重要なことだと考えているからです。

- これから創業される方へのメッセージをお願いします
 成功するまで継続を行えば、失敗や挫折も成功までの過程にすぎません。「成功するまで事業を継続する」気持ちでチャレンジしてください。
 目標(短期・長期)を定めたら、事業の仕組みはしっかりと考えて、全体の流れや収支をきちんと想定することが必要です。
 どんな取り組みでも多角的な視点をもち、競争力のあるオリジナル商品を築き、「オンリーワン」をめざしていただきたいです。

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